つべこべ言わずに平然と生きる。

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こんにちは。

 

しばらくぶりでございます。

 

 

 もうね、強制的な方向転換劇場にて、全てを手放すという経験をいたしましたよ。

んもう全てを、です。

 

ここまでの流れを短絡的に述べますね。

 

 12月16日、ハチベエが交通事故で亡くなる。

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 その12月下旬、インドからの国外退去を通達される。

出国許可証が一週間以内に発行され、発行日から一ヶ月以内に出国せねばならないと聞く。

ここには、とある事情があり、

それはまた今後、機会があればお話するでしょう。

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 キーマを、信頼できるある一家に預ける。

家財道具のほぼ全てを、その一家に捧げる。

これらを売ってお金に替える。とか全く思わず、

とにかくキーマを愛して生涯お世話してくれるのなら、全てを捧げるという気合でいましたわよね。あの時。

 

しかしペットロスで死にそうになる。(笑。

いや笑い事じゃないんですけども。笑

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 いくら待てども出国許可証は発行されない。

ペットロスで本当にもう死にそう。

キーマを預けたその日から、身体の中心が空洞になったように、ずこーーーーーって風が縦に上下に吹く感じになる。

空っぽの自分。その空っぽの胴体に風が吹いている。

血の気が引いていく感じ。

生命エネルギーが失われている感じ。と申しましょうか。

 

猫達のいない部屋にいるのが苦しくて、身体中が痛くなる。

息が出来ないほどの悲しみを経験。

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一週間で発行されるはずの出国許可証が、2ヶ月半後にようやく発行され、帰国。

 

 

 

 

 

 キーマとの別れ以外でも、えええ???そうくるぅ???っていうもう大変なこともいろいろと平行して起こり、

人生もう大丈夫か? っていうてんやわんや。

これが12月中旬からずーっとこの4月に入る直前まで続きました。

3ヶ月半くらいの密度の濃ゆいこの期間、

凄かったなああぁぁぁぁもう。

ぐいいいいいぃぃぃーって走行中のハンドルを強制的に変えられる感じ。

だって一生インドで暮らす予定でしたからね。

骨をインドに、埋める覚悟でしたし、

帰国のことはちっとも考えていませんでした。

今、自分がこうやって日本に居るのがまだ信じられません。

 

お疲れ様、自分。

 

 

 今でもキーマを預けた家族とやり取りしていて奥さんと坊っちゃんが時折キーマの写真を送ってくれます。

 

キーマは今、広い庭のある、草木や花々に囲まれたお家で猫好きな奥さんとその息子、14歳の坊っちゃんに可愛がられて、

もう引っ越しする理由もなく、生涯のお家で暮らしています。

 

いっぱい愛されるんだよキーマ。

皆を魅了するんだよ。

私は知っている。キーマはことごとく人を引きつけ、その魅力で人を虜にする。

私は、そんなキーマの力を信じている。

愛しているよキーマ。サポートしてるからね。大丈夫だからね。

       

 

 

 

 

             

 今回のこれらの経験で、

頭では知っていたことが、以前にも増してそれを肯定するようになりましたよ。

 

それは、

人生は、全てがもう決まっている。

自分で自分の人生のシナリオを知った上で生まれてきている。

 

私は、この説が大好きです。

 

これ、今は亡き小林正観(こばやしせいかん)さんが本に書いておられますよね。

 

 

興味のあるお方は是非とも、小林正観さんの著書をおすすめします。

 

 

❝人生の全てはもう決まっている。

自分が書いたシナリオどおりに自分の人生が進んでいるのであれば、じたばたする意味はない。

未来について心配する必要はありません。❞

 

私は、今回の、人生強制的方向転換劇場で これを意識せずにはいられませんでした。

 

 

❝全てが、シナリオ通りに進んでいるのだから、

過去、ああしておけば良かったなどと後悔する必要もない。

こうなるように人生は元々決まっていたので、後悔は不要。

そして大変なことが起こっても、ああ、こう来ましたか。と ただ全てを受け入れて、淡々と生きてゆく。❞

 

そのとおりでしょうね。

そしてこうゆう心持ちだと楽です。

 

 

小林正観さんのコレも大好きです。(以下)

 

❝「悟りとは、平気で死ぬことではなく、平気で生きることである」
つべこべ言わないで平然と生きること。
淡々と生きること。それが悟りである。❞

 

ではまた。