ペットロス、
かれこれ13年前、最愛の猫を亡くしました。
3ヶ月はかかりました。立ち直るまで。
もう止まらんのですよ涙が。全身が干からびて無くなってしまいそうなほど泣きました。
多少立ち直っても、ふとした拍子に だーーーーっと涙が出る。
思い出すんです、その猫のしぐさや、自分に対してしてくれた、様々な表情や行動、
あの暖かなもふもふ具合、あの猫の良い香り、
そういった諸々をふとした拍子に思い出しては、泣けてくる。
もうどこを探してもあのこがいないから。
ずっと一緒だったあのこがいないから。
この喪失感は莫大すぎて、とっさにそれを埋めるものなどどこにもないし、誰もこれをなぐさめることなどできない。
自分自身が空洞になっちゃうんです。空っぽに。
猫はそれほどまでに人の心に寄り添うんですよね。
この経験があるので、現在同居中の猫に対して、覚悟を決めています。
亡くなったらどうするか。のシミュレーションを頭に描き、気持ちの準備は怠らず、
日々是、後悔無きよう、猫の要望は出来得る限り聞き入れて、遊ぶときはちゃんと気を入れて遊び、
スキあらばどれほど自分が猫を愛しているかを、猫に伝え、抱きしめて、その美しさを賛美し写真に収め、
自分が出来得る限りの最高の環境を与えたいと日々努めるわけです。
それでも亡くしたら相当な喪失感で悲しみに暮れることは間違いないので それを軽くするため、
思うのです、この世より、亡くなって天に居るほうが幸せであろう。と。
重い重いこの世より、そっちにいるほうがずっとずーっと幸せであろう。と。