自分を犠牲にしないこと。2


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こんにちは。

 

 自分のお話をします。

 

私は若い頃はお酒を毎日飲んでいました。

2016年にお酒を止めて今に至ります。

 

どうしてあれほど毎日欠かさず飲まなくてはならなかったのか。

それは、❛フラッシュバック❜ という症状で、

子供の頃から母やおばから受けてきたもの、

これらがふとした時、特に就寝前にことごとく蘇ってきて、

もう何も手がつかない程の動揺や怒りに心が支配されて、大変な苦しい思いをしていたのですね。

母親から何度か言われていた言葉、

「お前は殺しても死なない」

これ1つでもう、どれほどに冷酷無慈悲な人物か、わかってしまいますね。

これをときほぐしてくれたのがお酒であったのです。

20歳くらいでこの魔法のような効果を知った私はお酒が大好きになりました。

ですが、飲んでも、それでも落ち着かず一晩中 心が苦しくて眠れない日々も多々あり、

時には気絶するほど飲むというアホなこともしておりました。

 

❛フラッシュバック❜ これに大変な思いをしているお方は多いと聞きます。

これは本人にしかわからん苦しさです。

 

つくづく思います。

子供に舐めたことしたらあかんのです。

子はどんな親でも愛す。

子はどんな親でも庇う。全身全霊でひたすらに親を守ろうとする。それが自分の役目であるかのように。

ですので、親の正体はばれません。

 

このフラッシュバック、 

全てを許す。という心持ちで軽くなりました。

ですが 全てを許すには 膨大な時間がかかります。

しかも無理やり許すことをしなくてもいいと思います。

許さんでもええのです。心に折り合いがつかなかったら。

 

ですので、もしこれで苦しい思いをしているお方がいらしたら、速やかに精神科医やカウンセラーにお話を聞いてもらいましょう。

彼らは話を聞くプロです。

ですので、誰にも言えなかったことや、心に引っかかりがあることをお話して、ぶっちゃけて、少しでも背負っているものを軽くしましょう。

それほどのことを経験したご自分を労って褒めてあげましょう。

 

 

ではまた。