20代後半に見て感じたインド


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 以前、連続投稿でインドのセツナイ事情を述べてきましたがそれを上回る良さ、

それらがどうってことないと思える良さがあったのです。当時インドに来た頃の若かった私にとっては。

 

インドにいると とーーーっても楽ちんでした。

(薬物関係じゃありませんよ、そうゆうのを必要としない身です。)

 

 物質的な不都合や不便さはありますけど、精神というか心、感情面、そういった部分がとーーーーっても楽だったんです。

日本では結構、人間たるもの(日本人たるもの)こうあるべき。という

暗黙の了解みたいなのがあって、他人に厳しかったのです当時は。

今はもうだいぶゆるくなってるかな?

 

まあそれがあるから規律が取れた人民として世界に名高いのですけど、

自分はそれに生きづらさを日々感じておりました若い頃。

 

インドは地上の全ての宗教を包括した国で、

人々の根底には皆それぞれ違っていてそれでいい。

違うのは当たり前。という認識が常識として根付いています。

(時折、ヒンドゥームスリムが小競り合いしますけど、)

これが心地良かったのです。

今でもインドのこの皆違っていてそれでいい。という空気が大好きです。

だからこうやって長年滞在できているんでしょうね。

 

これはまあ日本で、生きづらいなーって感じてた人が、国外へ出て感じたものと同じかもしれません。

自分の場合その場所がインドだったのです。

無性に心地よい。暑かろうがぼったくられようが、不便極まりなかろうが、空気悪かろうが、心地よい。

自分自身そのまんまでいられる場所。

という国でした。当時の自分にとって。

救われたのです、インドに私は。

それからもう長い月日をここで過ごしています。

そのおかげで若かった私は日本がもっともっと大好きになりました。一歩外に出るとよくわかる日本の良さ、凄さ。

日本で生まれ育って良かったとしみじみしたのです。

海外へ出ずとも、日本国内でちゃんとやっていけている。ということが、どれほど幸せであるか、

それを知ることができて良かったです。

 

 

ではまた。