道徳。

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 こんなふうに、「こっち見んな。」的な目の絵のボードを結構見かけます。
通常、家の軒先に設置されていてとても目立ちます。
上記は、ただの空き地にあったので写真撮りました。

この町からちょっと離れるとこうゆう目の絵は見かけません。
この小さな田舎地域だけのようです。
そんくらい見るんでしょうね現地の人が現地の人を。笑
一見 とても異様でぎょっとします。

とにかく、こっち見んな。ってことのようですね。w
いわゆる邪視除け、魔除け的な物のようです。

まあ、現地のインドの人はとかく、自分ちから向かいの家を凝視しています。
よく玄関外のポーチに椅子おいて座っているのです。
そしてまーーーーーー見る見る。見る見る。
お向かいさんや通行人を。

自分は見てもいいけど、見られるのは嫌なのですね。
そこでこの目の絵のボード登場です。

人からされて嫌なことは人にしない。という日本の道徳ございますわよね。
こうゆう道徳はインドにはないのかもしれない。
だから宗教が必要だったのでしょうね。人々を統治するため。


 話がそれますが、日本はもう幼少期より皆が皆、当然の如く教わる大昔からの道徳っちゅうもんがあります。
これが凄いのです。全世界で日本だけかもしれない。
ですので日本人に宗教はいらない。宗教にがんじがらめになっている必要が無い。
だからといって無神論者もそうそういない。
適度に、神の存在を包括しつつ日常は営まれて行く。

 日本人でよかった。本当に心からそう思った時、
自分に自然に備わっていた日本人の道徳観念に気づいた時、
それはインドへ初めて来た頃の28歳の時じゃったぁ。