こんにちは。
インドには読み書きができない人が、多くいます。
もちろん自分の名前さえ書けないのです。
学校へ通ったことのない人たちが大勢います。
金銭的都合で親が子供を学校に行かせることが出来ないのですね。
あとカーストが低い位の人も学校へ行きません。
彼らは自分の誕生日さえ知りません。
ですので正確な年齢さえあやふやで適当な年齢を言っています。
親が子の生まれた日を覚えていないし、まず子の誕生日を重要視していない。というそんな環境で生まれ育つ人々です。
アナログ時計すら読めません。地図の見方も知りません。
そうゆう子供が大人になると、同じインド人同士で同じ言語を話していても、高カーストの人々とは何言っているのか話が通じないそうな。
メンタルが違いすぎて、通じないのでしょうね。
思考回路も、ものの感じ方も何もかもが違いすぎるそうな。同じインド人でも。
学校へ通ったことのない、そうゆう人が、現在近くにいて、外へ出れば毎日顔を合わせねばならないのですが、
そのインド人、まず挨拶ができません。
口の周りをまあーるく囲んだ見事な泥棒ひげを蓄えた、36~7歳位の、私よりもずっと小柄なその人は、ちょっとした目配せの ハイ(Hi、)っていう 挨拶ですらできません。
ハローって言うと、無言の憤怒の表情が返ってきます。
ハイ、ハウァユー? って言ったら一度、憤怒の表情のまま首がもげるんじゃないかっていうくらい首をかしげたんですよ。笑笑
いや笑うわ。わんこなのかな?
私は、とりあえず ❛外国人にどう接していいかわからないんだろうな❜ と思うことにしました。
こうゆう人に初めてお目見えしていますよ現在。
いくら英語がわからんでも、挨拶はどんなインド人でも出来ます。
こちらのリスペクトの意思を受け取ってくれます。
ですがこの人、それが出来ないご様子。
こちらの笑顔でのリスペクトを憤怒で返してきます。
心からのリスペクトと笑顔が通じない人に初めて出会いましたよー。
この人、私が今居るとこの大家さんの従業員なんですが、私から見ると、ちょうど大家さんに飼われている犬みたいなんですよ。
わんこにも泥棒ひげにもまあ失礼な言い方ですけど、本当にそんな感じなんです。
わんこだ。と思うと腑に落ちるのです。
大家さんの指示には非常によく従います。
大家さんがいるときは満面の笑みで、私に接する。
大家さんいないと別人のように怒り顔で接してくる。
ちょうど犬が うううう~と、うなっているような表情。
こりゃあ、なかなか見ないです、こうゆう人。インドでも そうそういないです。
数度、大家さんに この人の異常さを申して、そうゆうのやめてもらいたいと苦情を言いましたら、
こいつはそうゆうことしない。と聞き入れてもらえませんでした。
そりゃあそうだろうな。だって大家さんの目の前ではニコニコした気のいい奴になってるもんなー。
大家さんは知らないよな。
なんかのコントなの?
っていうくらい変な人間を見ています。
近くへ行きたくないけど入り口の前にいつも居るから嫌でもその泥棒ひげの目の前を通らないとならんのですよ。
挨拶も笑顔も通じない。向こうは憤怒顔で無視を決め込んでいます。
数度か、その泥棒ひげの目の前を通る時に、顔を顎から額にかけて右の手のひらで覆い、指の隙間から私を凝視する。
という野蛮極まりないそういった奇異な行動に ❛ぞっ❜ とすることもありました。笑
手のひらで顔を覆えば、何を見てるか気付かれない。とでも思っているんでしょうかね。
すごいねーーーーーーー謎すぎます。
これね、以前も全く違う場所で、やはり学校とは無縁だった若い女性のお手伝いさんが、やっていました。
手のひらを広げて顔を覆い、指の隙間から人を見る。っていうの。
こうゆう人たち共通の行為なのかな。
私は、最近思っている。この泥棒ひげには、
❝見ざる言わざる聞かざる❞
で通したほうが私の身のためになると。笑
自分の視界にあの泥棒ひげが入ると、もうなんとも言えない気持ちになるのです。
もうね、❛メンタルが違いすぎて無理。❜ この一言につきますね。
教育の大切さを身にしみて実感しています今。
さあ、今日も皆様にとって素晴らしい日でありますように!
ではまた。