老化で鈍化は悪くない。


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こんにちは。

 

 自分は1つの考えに固執すると、それについてずっと考えてしまう癖があります。

ずんずんと考えていくと、ふと自分なりの答えが出てきて すっと軽くなって完結する。

思考が止まらないタチです。

 若い頃、思考を止めたい時はビールを飲んでいました。

ビールを飲むと、何でもどうでも良くなるので楽になり、特に仕事の終わりに飲む冷えたビールは最高のひと時でした。

 

年とった今は、どうでもいいことはどうでもいいということがわかっているので、無駄に思考することはしなくなりましたよ。

何も考えない時間を作ったり、

自分が!!自分が!!!、というエゴが薄ーーくなってきて、なんとなく天に任せる境地がわかってきたり、

なんともなしに幸せだなあーと至福を感じてみたり、

 

単に成長したのですね。

 

若い頃を振り返ると、物凄くヒリヒリとした感覚の中を生きていたな。と。

五感が研ぎ澄まされていたのですね、これは。

格段に目と耳が超高性能でしたよ、自分は。

 

老化で鈍化したおかげで、随分生きやすくなり精神的にかなり楽になりました。

 

あと、昔は苦手なものが、例えば例のゴキとか

老眼のおかげで細部まで見えないので、

グロテスクな見た目に「うううっ」てならず、平常心で接しられるようになったものがいくつかあります。

 

年を重ねて、やっと慣れてくる世界。

ああ楽し。