人間生きてると、過去に蓄積したトラウマというか、酷く傷つけられた感情、というものが多少なりともあります。
あのとき、自分がこうしていれば、こう言っていれば防げた。という思いであります。
あのときどうして自分はあの人の言うとおりにしてしまったんだろう、とか
あのとき、どうしてちゃんと言えなかったんだろう、とか
あのとき、自分をちゃんと守ってあげれなかったことに対して許せない自分。というものが心の奥底に存在します。
幼少期のものでも赤子であったときのものでも、
どうしてあのとき自分は、、と当時の自分が許せない。という思いがあるのです。
生まれてからずっと魂的に自分のことを全て見ているから。
トラウマ、もしくは心の傷、というものは一見、相手に対して、またはその事象に対しての恐怖や許せないという思い。
というふうに見えますが、
実は自分に対するもので、あの時の自分が許せない。という感情なのです。
あの時、ちゃんと自分を守れなかった自分が許せない。という感情。
自分の外からきたものではなく、自分で自分に向けた剣。
大丈夫。
あのときの自分を1つずつ許していこう。
あのときの自分を抱きしめて許そう。