猫のこと 11


f:id:minojix:20201013152254j:image猫が心を開いたとき。

 

 

 

 初めてこの猫が触らせてくれたとき、嬉しかったなあぁぁ、

それからはもう、ぐんぐんと距離縮まって遊ぶことを覚えて、キーマと順番ばんこで 遊んだなぁ。

 初めて人間のベッドで眠ったとき、

朝、目が覚めたらハチベエが側で眠っていたときや、

初めてごっちんと頭を私に擦り寄せたとき、

 初めて私に にゃっあーーーん。って鳴いたとき。

全部 覚えているよ。

それまでは、キーマに、ルルルルルってゆう鳴き方だけしかしなかったんだよね。

ゆっくりゆっくり、私を受け入れてくれたんだよね。

 

どれほどに、ハチベエが自己主張するほど慣れようが、

オス猫らしくオラオラとオラつこうが、

以前から今も一貫して変わらない自分からのアプローチは、

  ❝最初はキーマ。❞

これを必ず守っています。

ご飯あげるとき、遊ぶとき、ブラッシングするとき、なでなでするとき、他諸々の自分の猫に対するアクション、最初はキーマ。

 

なぜならそれが筋だから。

任侠の世界ではありませんが。そうゆうもんなのです。

 

 猫に詳しいおかたはご存知だす。

新しい猫がお家に来た時、しばらくの間徹底して守ること、

それは全ての飼い主のアクションは 最初は先住猫。

と決まっております。

これを守らないと、先住猫の立場を潰すことになってしまうから。

 

 

 今まで、キーマは他のあらゆる猫に対して フレンドリーではなく、ノラ猫が家に入って来ようとすると、必ず シャーーーって 追い出していたのですが、

ハチベエに対してだけは違っていました。

私が気づいた時には 部屋にいた。と言っても過言でないほど、もう居た。

というか、なんというか、ハチベエとキーマは ぱっと見、そっくりなので、

キーマだと思っていたのが、実はハチベエで気がつかなかったのかもしれない。