猫が心を開いたとき。
初めてこの猫が触らせてくれたとき、嬉しかったなあぁぁ、
それからはもう、ぐんぐんと距離縮まって遊ぶことを覚えて、キーマと順番ばんこで 遊んだなぁ。
初めて人間のベッドで眠ったとき、
朝、目が覚めたらハチベエが側で眠っていたときや、
初めてごっちんと頭を私に擦り寄せたとき、
初めて私に にゃっあーーーん。って鳴いたとき。
全部 覚えているよ。
それまでは、キーマに、ルルルルルってゆう鳴き方だけしかしなかったんだよね。
ゆっくりゆっくり、私を受け入れてくれたんだよね。
どれほどに、ハチベエが自己主張するほど慣れようが、
オス猫らしくオラオラとオラつこうが、
以前から今も一貫して変わらない自分からのアプローチは、
❝最初はキーマ。❞
これを必ず守っています。
ご飯あげるとき、遊ぶとき、ブラッシングするとき、なでなでするとき、他諸々の自分の猫に対するアクション、最初はキーマ。
なぜならそれが筋だから。
任侠の世界ではありませんが。そうゆうもんなのです。
猫に詳しいおかたはご存知だす。
新しい猫がお家に来た時、しばらくの間徹底して守ること、
それは全ての飼い主のアクションは 最初は先住猫。
と決まっております。
これを守らないと、先住猫の立場を潰すことになってしまうから。
今まで、キーマは他のあらゆる猫に対して フレンドリーではなく、ノラ猫が家に入って来ようとすると、必ず シャーーーって 追い出していたのですが、
ハチベエに対してだけは違っていました。
私が気づいた時には 部屋にいた。と言っても過言でないほど、もう居た。
というか、なんというか、ハチベエとキーマは ぱっと見、そっくりなので、
キーマだと思っていたのが、実はハチベエで気がつかなかったのかもしれない。